看護セミナー Seminar
2022年4月23日開催
日本赤十字社医療センター 慢性疾患看護専門看護師 皮膚・排泄ケア認定看護師 伊藤 麻紀先生
いま在宅でも考えたい
看護の倫理的課題のある場面への対応
患者と家族の思いが異なってしまったとき、私たちはどのように考えれば良いのかを改めて考えることのできる講義でした。
- セミナーアンケート(受講者の感想)
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もやっとしたことをカンファレンスに上げて話し合っています。目指すは解決ではなく合意形成だという事、ファシリテーターが共感的態度を持てるように進行することが大事だとのご講義を聞き、実践していこうと思いました。
他職種の背景を知り、コミュニケーションをとっていくことで理解できることは多そうだと感じました。今後に活かしていきたいです。ありがとうございました。 - 訪問看護師として利用者さんと関わる中で、病院での説明が不十分だったり意思決定ができる情報が得られなかったり、病院としての方針がその方の利益になっているのかモヤモヤすることは多々あります。大きな病院に何科もかかっている方にその傾向が強いと思います。コロナでカンファレンスができないことも続いていましたが、病院と話し合う機会が持てればと思いました。
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貴重なご講演ありがとうございました。
臨床を離れてからこのような倫理を考える場や機会が無く、もやもやする事が多く、環境は違えどとても勉強になることばかりでした。 -
非常に難しい問題を分かりやすくご説明くださり誠にありがとうございます。
私自身は現在、大学(看護基礎教育)で大学教員(基礎看護学担当)として勤務しておりますが、学生に学んでもらいたい内容がたくさん詰まっておりました。この度は貴重な情報提供・話題提供のお時間を賜りまして心より感謝申し上げます。 -
医師や一緒に働く方々の考え方を理解しようという姿勢が大事だなと言うことがわかりました。
また、コンサルの姿勢として、自分から話しかけることが最も大事であることわかりました。また、ICをしているときに「それをしなかったらどうなるのか」を言うことが少ないと言うのは確かにその通りだなと思い、良い気付きになりました。
とても良い勉強になりました。ありがとうございます。 - 倫理のお話、看護の根幹になるものと改めて思いました。