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【質問へのご回答掲載中】医療法人社団悠翔会 理事長 診療部長 佐々木淳先生「新型コロナウイルス感染症 感染第6波に備える」

 


1/25追記)セミナー中にいただきましたご質問に対し、佐々木先生よりご回答をいただきました!

質問をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。

 

1.濃厚接触者の濃厚接触者の就業制限について介護スタッフの同居家族がコロナ陽性者の濃厚接触者となった場合、当該介護スタッフに就業制限をかける必要はありますでしょうか?例)「同居家族が実家に帰省。数日後に実家の誰かがコロナ陽性になった」「同居家族の職場で同僚がコロナ発生。濃厚接触者になってしまった」など。A1.「濃厚接触者の濃厚接触者」は、濃厚接触者にはあたりません。ただ、濃厚接触となったご家族の健康観察を続けながら、御家族の体調変化があった場合には、念のため就業制限とし、御家族に対する診断を待つ、ということにせざるを得ないと思います。2.感染防御について介護スタッフが新型コロナ陽性発覚。全スタッフ、全利用者共にPCR検査を実施し、全員陰性であったとしても2週間の感染防御(ビニールガウン、フェイスシールドなど)をする必要はありますか?A2.当該介護スタッフと濃厚接触があった群となかった群で分ける必要があります。濃厚接触者については、介護職員は就業制限、利用者については、利用の差支えが可能な業態(デイ等)であれば差し控えていただき、そうでない場合(入居系)は、適切な感染防御で対応、ということになります。濃厚接触がなければ、これまで通り、標準予防策でOKです。3.ビニール手袋の装着について感染防御において、ビニール手袋は常時着用したほうがよいのでしょうか?ケアの都度の手指消毒やこまめな手洗いをしたほうが良い気がするのですが。。。(スーパーで常時手袋を着用して接客しているのをみると、逆に消毒がおろそかになっているような気がします)A3.ケアの都度の手洗いand/or手指消毒が可能であれば、そちらのほうが(手袋着脱操作がない分)衛生的だと私も思います。ただし、体液を触れる可能性がある場合には、グローブ着用が原則です(もちろんこの場合は利用者ごとに交換です)ご指摘の通り、スーパーのレジ係のグローブには感染防御上の意味はありません。4.専門家の中に新型コロナ感染症を2類から5類に変更すべきとの意見があり、エッセンシャルワーカーの疲弊や経済影響が主とした理由と言われていますが、先生はどのようにお考えでしょうか。A4.オミクロン株程度の強さであれば、高齢者のブースター接種が終了し、小児に対しても一定程度のワクチン接種が行き届けば、インフルエンザと同等程度の影響と考えてよいと思います。すべての医療機関で、通常の感冒・流感患者と同様に対応する、ケアの現場でもインフルエンザに準じて対応する、そのためには、ワクチン接種が一巡すること、以後、予防的に最適なタイミングで定期的なワクチン接種ができる体制をつくること(インフルエンザのように)、これができれば5類でよいと思います。

 

 

佐々木先生、ありがとうございました!

 


本セミナーは終了いたしました。沢山のご参加、ありがとうございました。

 

新年1回目の学研在宅看護セミナーは、あの佐々木淳先生にご登壇いただきます!

1/7追記)本セミナーのアーカイブ配信が決定いたしました。

当日のご参加が難しい方も、ぜひご検討ください!

 

開催日時:2022年1月15日(土) 13:30~15:00(13:00~セミナーページ開放)

参加方法:ZOOM

※インターネット配信のため、映像・音声が途切れる場合がございます。予めご了承ください。

講 師:医療法人社団悠翔会 理事長 診療部長

佐々木 淳 先生

 

事前のご質問もお受けしております。お申し込み時にご記載ください。

皆様のご参加を、心よりお待ちしております!

 

【お問い合わせ】

株式会社学研ココファン・ナーシング セミナー事務局

TEL: (03)6431-1867    FAX: (03)6431-1864

お問い合わせ受付時間:平日9:00~17:45

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